【ダイエット決定版】腸内フローラを良くして痩せる!5つのポイント
ゼンダマ博士!相談があります。
今日はなんじゃね、ミサト。
実はわたし最近3キロほど太ってしまったんです。
たしかに言われてみれば顔が丸…。
腸内フローラを整えれば、太りにくい身体になるって聞いたことがあるんですが本当ですか?わたし、乳酸菌を摂取しているのにどうして太ってしまったんでしょうか?!
うーーむ、おそらく乳酸菌を飲むだけで安心してしまって、食べ過ぎたんだか飲みすぎたんだか、だらだらダラダラしておったんじゃないのか。運動でもするんじゃな。
えー、そんなこと言わずにどうにかしてくださいよー。もう一度心を入れ替えるので、腸内フローラを整えてダイエットをする方法をイチから教えてください!!
仕方がないのぉ。では今日は腸内フローラとダイエットの関わりについて説明していこう。よーく聞いて、ちゃんと実践するんじゃよ!
腸内フローラとは
まず、腸内フローラについてご存知じゃ無い方もおられるかもしれないから簡単に説明しておこう。人間の腸内には、100種類以上100兆個以上の細菌が棲みついていると言われておる。重さにするとなんと1.0~1.5キロもの重量になるんじゃ。
この物凄い数の細菌たちは、ある程度グループでかたまって棲息しているらしい。その様子を顕微鏡で覗くとお花畑(フローラ)に見えることから、「腸内フローラ」と名付けられたんじゃ。その中には、善玉菌・悪玉菌・日和見菌と大きくわけて3種類の細菌がおるぞ。
善玉菌は人にとって良い働きをする細菌、悪玉菌は人にとって主に悪い働きをする細菌、日和見菌はどちらか優勢な方に味方につく細菌なんじゃ。
これらのベストなバランスは善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7だと言われておるぞ。
このバランスが崩れて悪玉菌が優勢になってしまうと、身体にさまざまな不調が現れるというわけじゃ!
腸内フローラを整えると何故ダイエットに効果があるの?!
これまで、人が太ったり痩せたりするのは、エネルギーの摂取量や消費量だけが関わっていると思われてきた。
つまり、カロリーが高い食事をする人、また運動をしない人ほど太りやすい。逆に、食事量が少なかったり運動量が多い人は痩せやすいというわけじゃ。
しかし皆、一度は疑問に感じたことがあるんじゃないじゃろうか?
「あの人は、あんなに食べるのにどうして太らないんだろう?」とか
「大して食べたつもりはないのに、また太ってしまった…」などとな。
実は、人の痩せやすい・太りやすいなどの体質には、腸内細菌の働きが大きくかかわっていることがここ最近の研究で分かってきたんじゃ。
「デブ菌」「ヤセ菌」ってなに?!
腸内に善玉菌・悪玉菌・日和見菌という3種類の細菌が棲んでいるのは、前述した通り。この日和見菌の中に、実は「デブ菌」と呼ばれるフィルミクテス門という細菌群や、「ヤセ菌」と言われるバクテロイデス門の細菌群が棲んでおるんじゃ。
日和見菌は、腸内が悪玉菌優勢になれば悪玉菌の味方をし、善玉菌が優勢になれば善玉菌の味方をして働く菌じゃから、悪玉菌が増えるとフィルミクテス門(デブ菌)も増えて太りやすい体質となる。逆に、善玉菌が増えるとバクテロイデス門(ヤセ菌)が増えて痩せやすい体質になるんじゃ。
日和見菌を直接増やすことはできないから、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を多く摂取して腸内フローラを善玉菌優勢の状態に保つことが重要だとお分かりいただけるかな?
また、腸内フローラを整えて腸内に善玉菌が多くなると、身体の老廃物が排出されやすくなったり、新陳代謝が上がるので、痩せやすい体質になっていくという側面もあるぞ。
では次に具体的に腸内フローラを整える方法をみていこう。
腸内フローラダイエットの方法とは
腸内フローラを整えるためにやることはズバリ以下の5つ!
- 食事やサプリメントから善玉菌を摂取する
- 食事やサプリメントから善玉菌のエサを摂取する
- 悪玉菌の好物を避ける
- 適度な運動
- 十分な睡眠
主にこの5つのことを意識していけば必ず腸内環境は整う!ぜひ信じて試してみてほしい。ちなみに「乳酸菌を摂っているのに・・」とぶつぶつ言っているミサトについては、おそらく3、4、5が抜け落ちてしまっているんじゃないじゃろうか。
いくら、善玉菌やそのエサとなるものを摂取していても、それに安心しきって、逆に悪玉菌の好物となるようなものをたらふく食べたり、運動もせずにダラダラし、夜更かししたりしていては、悪玉菌の勢力が勝ってしまうぞ。ミサトの私生活については知らんが、おそらく思いあたる節があるんじゃないかな?
さて、それでは腸内フローラを整える方法について具体的にみていこう!
腸内の善玉菌を増やそうと思えば、まずはなにはともあれ善玉菌を摂取すること!じゃな。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌はヨーグルトやチーズ以外にも昔ながらの発酵食品に多く含まれておるぞ。
善玉菌が含まれている食べ物
- 味噌汁
- 納豆
- しょうゆ
- ぬか漬け
- キムチ
- ヨーグルト
- チーズ
など。
これらの食材を毎日の食事に摂りいれることができればベストじゃな!ただし、こういった発酵食品が口に合わなかったり、買い揃えるのが大変など、さまざまな理由で食事を変えるのが難しい方もおられるじゃろう。
そういう方におすすめしているのが、乳酸菌サプリなんじゃ。このページの最後には、特にダイエットを目的としている方にお勧めの乳酸菌サプリを紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
善玉菌のエサとは、食物繊維やオリゴ糖のことじゃ。腸内に元々棲息している細菌以外の善玉菌はせっかく取り込んでも数日で排出されてしまう。(腸を通り抜ける間に健康効果はあるぞ)だから、善玉菌は摂取するだけではなく、すでに腸内に棲んでいるものを増やす必要があるんじゃ。
その時に重要なのが、食物繊維とオリゴ糖!乳酸菌やビフィズス菌はこれらをエサにして増殖することができるから、ぜひ積極的に摂りいれるように心がけよう。食物繊維は豆類、海藻類、根菜、くだもの、きのこ類に多く含まれておるぞ。
オリゴ糖が含まれている食べ物
- バナナ
- 玉ねぎ
- はちみつ
- 大豆
- ごぼう
また、乳酸菌サプリの中には食物繊維やオリゴ糖も合わせて配合されているものも多いから、そういうサプリを選ぶのも一つの手じゃな!このページの最後にわしのおすすめサプリを載せるので参考にすると良いぞ。
肉のタンパク質や、その他脂っこい食事、マーガリンやショートニング、油で揚げたスナック菓子などの加工食品に含まれたトランス脂肪酸は悪玉菌の大好物!これらを好き放題に食べていては、いくら善玉菌を摂取していてもなかなか悪玉菌を減らすことは難しい。これまで食べていたものを完全に我慢するのは難しいかもしれんが、少しずつ量を減らしていけると良いぞ!
腸は筋肉によって動いておるんじゃ。筋肉が衰えて腸のぜん動運動(便を肛門の方へおしやる力)が弱まると、腸の中に食べかすが残り、これも悪玉菌のエサとなってしまうんじゃ。不要になった便はどんどん排出してやることで腸内をキレイに保つことは、新陳代謝をあげるためにもとても重要なんじゃよ。
人は寝ている間に胃や腸などの消化器官の働きを活発にさせ、食べ物の消化・吸収をおこなったり、細胞の修復や再生をやっておるんじゃ。睡眠不足になると、これらの活動が十分に行われなくなるぞ。すると、食べ物のカスが腸内に残り、やはり悪玉菌が増えてしまうという訳じゃな。ダイエットと睡眠、一見関係ないようじゃが、全てはつながっておるんじゃな~。
では、最後に、ダイエットを目的とした際にわしがオススメする乳酸菌サプリをご紹介しよう!