【乳糖不耐症でお悩みの方に】牛乳もヨーグルトもダメそれならサプリ

ゼンダマ博士

ヨーグルトは乳酸菌やその他の栄養素をたっぷり含んだ、美容や健康に欠かせない栄養食品であることは間違いない。

 

じゃが、実はヨーグルトを食べると下痢を起こしてしまう、という人がおるんじゃ。こういう症状を『乳糖不耐症』と呼ぶんじゃが、日本人の4~5人に1人がこの『乳糖不耐症』であると言われておるぞ。

 

ここでは、乳糖不耐症の症状、原因、また改善方法や、乳糖不耐症の方が腸内環境を整える方法などを丁寧に解説しておるぞ。

 

乳糖不耐症とは

 

乳糖不耐症

 

乳糖は、母乳や牛乳など哺乳類の「乳」に含まれる栄養素じゃ。口から摂取された乳糖は、小腸で乳糖分解酵素(ラクターゼ)によってガラクトースグルコース(ブドウ糖)に分解され、小腸粘膜よりその栄養素が吸収される。

 

しかし、乳糖不耐症の方は、この乳糖分解酵素(ラクターゼ)を持っていない、もしくは持っていても非常に少ないので、小腸での乳糖の分解がうまくいかずに、未消化の状態で大腸へ送りこまれるんじゃ。

 

大腸に乳糖が入ってくると、大腸内の浸透圧を上げ腸壁から水分がしみだす。そして、下痢状の便を作り出すんじゃ。また一部の乳糖は大腸内の細菌によって分解され、乳酸・二酸化炭素・水素・メタンなどを作り出す。

 

この時に発生した酸が腸を刺激し、ぜん動運動を活発にさせ下痢状の便をそのまま肛門の方へ押しやってしまい、下痢症状となるんじゃ。

 

先天性と後天性?乳糖不耐症の原因は?

実は、乳糖不耐症には大きく分けて4つの原因があるんじゃ。それぞれの特徴は以下の通り。

 

先天性乳糖不耐症

乳糖分解酵素(ラクターゼ)が、欠陥遺伝子などの存在によって正常に分泌されない状態。先天性乳糖不耐症は非常にまれな疾患だぞ。

 

発育性乳糖不耐症

早産の赤ちゃんに多い乳糖不耐症じゃ。早産児は消化管が未成熟で、妊娠34週までの早産では糖の分解酵素が欠乏していることが分かっておるぞ。

 

二次性乳糖不耐症

細菌やウイルスに感染し、風邪や胃腸炎を起こした後になりやすい。細菌性胃腸炎などにかかり、下痢を繰り返すと、腸の粘膜が傷つき腸の機能が低下。一次的にラクターゼの分泌が減り、乳糖の消化・吸収に障害が起こるんじゃ。

 

胃腸炎の後も下痢が長引く場合などは、二次性乳糖不耐症にうつっている場合があるので、注意が必要じゃよ。この場合は、小腸を休ませて粘膜が回復すれば、また乳糖を分解できるようになる。

 

原発性乳糖不耐症

単純なラクターゼの減少や欠乏による乳糖不耐症じゃ。一般的にほとんどの人種で新生児の頃には十分なラクターゼを持っているのに、加齢によりラクターゼの量は低下すると言われておるんじゃ。
本来、乳は赤ちゃんが飲むものであって、大人が飲むものではないからな。

 

特に日本人は乳製品を摂り始めてまだ100年ほどしか経っていないので、乳糖を消化する酵素が不足していても当然のこと。乳製品を摂取して下痢をするからと言って、そう不思議ではないんじゃ。

 

乳糖不耐症の症状とは?

乳糖不耐症

乳糖不耐症はさまざまな症状が見られるぞ。乳製品を摂取した後に以下のような症状が見られる方はもしかしたら、乳糖不耐症かもしれんのじゃ。

 

腹部のけいれん

腹痛に伴って腹部の筋肉のけいれんが起こったり、お腹がごろごろと鳴る。

 

腹部の膨満

小腸で消化されずに、大腸まで流れてきた乳糖が、大腸内の細菌によって分解される際にガスが発生するぞ。このガスがお腹の中にたまると腸が膨らみ、お腹が張ったような状態になる。
また、この時ゴロゴロとお腹が鳴る場合もあるようじゃ。

 

おなら

お腹の中に溜まったガスがおならとして排出されるぞ。ガスの量が多くなるので、排出されるオナラも多くなるんじゃ。

 

吐き気

腹部のけいれんや、膨満により吐き気を伴う場合もある。

 

下痢

そして、一番多いのが下痢症状じゃ。“乳糖不耐症とは”の項目でも少し説明したが、消化されずに大腸まで下りてきた乳糖が大腸内の浸透圧を変化させ、腸壁から水分をひき出す。その水分が便と一緒になって、外に排出される。

 

乳糖は本来、大腸に侵入してくるべきものでは無いので、異物だと認識され一刻も早く外に排出しようとしておるのかもしれんな。

 

乳糖不耐症の治療法

乳糖不耐症

乳糖不耐症は命にかかわるような危険性は無いものの、やはり改善出来るに越したことはない、とお思いであろう。症状の軽い方(ラクターゼが少し少ない程度)であれば、次のようなことに気を付ければ、牛乳を飲むたびに下痢なんてことは防げるかもしれんぞ。

 

常温で摂取する

冷たい食べ物や飲み物を摂取することでも、胃腸の働きに異常が置き、下痢になってしまうことがあるぞ。乳製品を摂取する際には、できれば冷蔵庫から出してすぐではなく、しばらく置いて常温に戻してから食べたり飲んだりしてほしいんじゃ。

 

ラクターゼ酵素

ラクターゼの活性を補助するサプリメントがあるぞ。乳製品が大好きでどうしてもやめられない!という方は、サプリで摂取するのもありかな?ただ、あくまでも補完するだけで、ラクターゼが作れるようになるわけでは無いので、飲み続ける必要があるぞ。

 

母乳やミルクを無乳糖のものに代える

赤ちゃんはほとんどの場合が、ラクターゼを豊富に持っているので、乳糖不耐症といっても一時的な症状であることがほとんどじゃ。無乳糖の粉ミルクが売られているので、それを使うのが手じゃな。

 

乳糖を含む食品の除去

改善方法とは言えないかもしれんが、一般的には病院で「乳糖不耐症」と診断された場合、乳糖を含む食品の除去を指示されるじゃろう。

 

乳糖不耐症かも!ヨーグルトは食べられない?

 

ところで、ネット上で

 

 

ヨーグルトは乳糖がすでに分解されているので、乳糖不耐症の方が食べても大丈夫!


 

という情報をいくつか見つけた。

 

ところが、これは大きな間違いじゃ。確かにヨーグルトでは牛乳に比べて分解されている乳糖もあるが、すべてが分解されているわけではない。乳糖不耐症の症状はヨーグルトを食べた場合でも出る可能性があるから注意して欲しいんじゃ。

 

ちなみにヨーグルトを食べて下痢になってしまう場合は、甘味料が原因である場合もあるぞ。キシリトール、マルチトール、ソルビトールなどの甘味料が使用されていないかな?これらの甘味料は難消化性と呼ばれており、下痢につながる場合があるんじゃ。低カロリータイプのヨーグルトによく使用されておるので注意が必要じゃよ!

 

ヨーグルトを食べたい人の中には、

 

  • 単純に味が好みでデザートとして食べる方
  • 腸内環境を整えるために善玉菌を摂取したい

 

という方がおられるじゃろう。

 

前者の場合は、先ほど説明をしたように、食べる量を減らしたり、常温に戻してから食べたり、という工夫をしてほしい。

 

後者の方の場合は、乳製品を摂れないからと言って肩を落とす必要はないぞ!乳酸菌サプリなら、けた違いの善玉菌が一気に摂取できるんじゃ。ヨーグルトは普通1~2種類の乳酸菌(ビフィズス菌)しか含まれていないが、乳酸菌サプリなら、10種類以上の善玉菌が含まれているものも沢山ある。

 

腸内環境を整えるためには、細菌の多様性がかかせない。また、乳酸菌も乳糖を分解することが出来るので、腸内の乳酸菌を増やすことで、ラクターゼの働きが活発になり1か月足らずで下痢をしなくなった、という実験結果もあるんじゃ。

 

 

腸内環境を整えたい目的はいろいろとあると思うが、その目的別に乳酸菌サプリのランキングを作成した。こちらもぜひ参考にしてほしいんじゃ!


 

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